去年、母と娘の確執について取り上げましたが、このブログのテーマが課題となっている人のために再度、考察したいと思います。
母親と娘の関係で課題がある方を、これまで色々と鑑定を行ってきましたが、母親または娘との問題があるという場合、大抵、相手や自分に対する思考の偏りが見られます。
特に娘がこの問題で勘違いしやすいのは、「母親から支配されている」という思考の偏りです。
実は、私も以前は同じように思っていました。
でもそう思い込んでいる限り、この問題は解決しないはずです。
私自身も母親との関係で色々と問題があり、向き合わざるを得ない状況にありましたが、今はその問題はもうありません。
私はこの問題を完全にクリアしています。
母親は私を愛していると言えますし、私も同じ気持ちでいます。
仮に過去の母親との問題を話題にしようものなら、母親は悲しんで泣いてしまう程なのです。(もちろん、悲しませたり責めたりする意図はありませんが・・・)
今、私のように母親と和解した状態になると、かつて私と同じ課題を抱えている方からの鑑定申し込みが次々と入ってきます。
母親の立場からのご相談もあれば、私と同様、娘の立場からのご相談も頂きますが、どちらの立場の気持ちも私は分かります。
それは、私が母と娘の確執の答えを知っているためでしょう。
この問題の本質は、ホロスコープから読むことが可能です。
重要なことは、母親に「勝った」「負けた」という視点でいる限り、その低いレベルから抜け出すことはできないということです。
なぜ母親に対して「勝った」「負けた」という競争意識が芽生えてしまうのでしょうか?
今回も前回同様、母と娘の確執について、インド占星術のホロスコープから考察を深堀りしてみたいと思います。
(2554文字)
この問題の本質
母親が支配的
・母親との喧嘩が絶えない
・母の稼業( 不動産業 )を継いでおり縁が切れない
この問題の本質は、娘が母親の家業を引き継いでいるというところにあります。
娘はなぜ母親の家業を継いでしまうのでしょうか?
母親はなぜ娘に家業を託すのでしょうか?