気になるホロスコープを公開されている方がいましたので、引用させていただこうと思います。
4室に火星がある人は、母親が火星の象意を帯びてかなりエネルギッシュでパワフルなタイプになります。それに逆らえない、もしくは逆らいたくてしょうがないけど究極の手段(離別)まではできない。という苦しみを持っている人が多いです。
母親に支配され、逆らえない。でも母の稼業( 不動産業 )を継いでおり縁が切れない。
人生を通して母親との関係性が1つのテーマとなってくるチャートになっています。
ですが、チャート主は2室にとても質の良いラージャヨガができています。
両親から譲り受ける資産 ( 2室 )においては成功が約束されていますし、その資産を使って事業や仕事をする( 10室 )事においても成功が暗示されます。
このブログで書かれている占星術的な考察について、是非は読み手にお任せするとして、
この相談者が母親との間で葛藤があり、母親を敵視しているという点が気になります。
私はこの内容を読み、母親に勝った、負けた、ドローだと言っているような人が、母親から譲り受けた事業で成功するのだろうか?という違和感がありました。
母親に敵意を向けつつ、母親から託された家業を繁栄させることは両立しない、と、私は思います。
この母子の問題、大塚家具のお家騒動を彷彿させるのは、私だけでしょうか。
幼少の頃から父親に支配され、そんな父親に敵意を向けつつ、父親から託された家業を成功に導くことが出来なかった大塚久美子氏と重なります。
今回は、親子関係、特に母親との間で悩む方のために、この相談者の親子関係のテーマとは何なのか、考察を続けてみたいと思います。
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出典:母子関係が腐れ縁の星回り
4室に火星がある人が満たされない理由
4室はホロスコープの中では一番大事な場所だと言われるくらい、重要なハウスです。
ですが、相談者の4室は強い凶意を帯びた火星に傷つけられています。
因みに4室というのは、母親や不動産の象意だけではありません。