【速報】池袋暴走事故で受刑者の元院長側に約1億4000万円の賠償命令 東京地裁
遺族・松永拓也さん「もう争いごとは終わったよ」 元院長に約1億4000万円の賠償命令 池袋暴走事故
この速報を見て、安堵した人も多いのではないかと思います。
私は過去2回、ブログ内でこの問題について考察を行ってきました。
ただ、データとして持っていたのは、被告人の飯塚幸三氏の生年月日と出生地のみであり、松永拓也さんやご家族のデータは持ち合わせていないため、今読み返せば憶測で考察した部分も大きかったと思います。
ところが今日、飯塚幸三氏のデータを改めて探していた際、偶然にも松永拓也さんがご自身やご家族の誕生日を公表されていたことが分かりました。
私は、改めてこの問題の本質をそれぞれのホロスコープから探りたいという想いから、今回ブログに記すことにしました。
実は、3年前、松永拓也さんにコンタクトを取り、出生データを教えて頂こうとしたことがありました。
ご連絡はすぐに頂いたのですが、教えて頂くことはできませんでした。
恐らく、よくある興味本位や冷やかしの一種だとみなされたのでしょう。
ご家族を突然の事故で失い、深い失望の中におられる方の立場に立てば、当然のことと思います。
ですが、それ以降、松永拓也さんが心を開き、ご自身や奥様、お子さんの誕生日を公開され始めたのは、松永拓也さん自身の心境の変化の表れでもあると感じます。
私もクローズドにしていたブログ2本を改めて無料で公開し、また今回、新たに行う考察も無料で公開しようと決意した次第です。(過去の2本は元々無料で公開していたものです)
今回は松永拓也さんのホロスコープを中心に、この問題が起こった理由、また、松永拓也さんの使命についても考察を行いたいと思います。
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過去の検証結果から
裁判の行方ですが、被害者の方が有利になりそうなカードが何枚か並んでいます。これまでの努力が報われるような、そんな結果になりそうです。
ですが、かなり時間がかかりそうな感じがします。今は問題が山積みで、すぐに判決は出ないという事のようです。
インド占星術では、加害者のホロスコープと運行中の惑星を重ねると、加害者にとって不利な状況であることも読み取れます。
この時期は味方についてくれる人が現れにくく、またこの方自身の常識やルールを守ることについて厳しく問われる時期になりそうだからです。
松永さんが法廷で主張してきたのが、飯塚受刑者の“持病”と事故の因果関係です。飯塚受刑者には、パーキンソン症候群を疑わせる症状がありましたが、飯塚受刑者側はこの症状をめぐって「医師から運転を全面的に控えるよう指示されたわけではない」として争っていました。
「終わったよ。もう争うことは終わったよ」池袋暴走事故 飯塚幸三受刑者(92)らに約1億4000万円の賠償命じる
4年もの年月をかけて争ったその論点とは、飯塚幸三氏には持病があり、過失を招いたことを認めず、「車に欠陥がある」と責任を転嫁していたところにあるようです。
松永拓也さんが長い間、飯塚幸三氏に怒りの感情を抱え続けていた原因の一つでもあると思います。
松永拓也さんのホロスコープから、見立てが正しければ事故が起こった時期はラーフ・土星期の辺りでした。
不慮の事故により、家族との関係を手放さなければならないこと、結婚生活の終焉がホロスコープに示されています。
松永拓也さんの7室について
もう一つ、過去のブログから確認しておきたかったのは、松永拓也さんの7室の状態についてです。
松永さんは恐らく、7室に関わる執着が強い方だと推測ができます。
松永拓也さんのホロスコープ上、7室や7室支配星の状態に問題があることは確認できることなのですが、それはパートナーに対する執着とは言えないのかもしれません。
松永拓也さんの場合、むしろ、パートナーへの執着を後に手放す方向へ動くように感じます。
松永拓也さんは恐らく過去世において、結婚生活は十分に経験をされていたのかもしれませんし、この世では、もっと大きな役目、使命があるため、結婚生活には重きを置いた人生設計ではないのかもしれません。
松永拓也さんの使命
画像出典:池袋暴走事故 遺族のブログ
ホロスコープから読む限り、松永拓也さんには使命があるようです。
松永拓也さんは、自動車事故でご家族を失った経験から、一般社団法人 関東交通犯罪遺族の会(あいの会)に所属、自動車事故を防ぐための活動を継続的に行ってこられました。
「2人の死を無駄にしない。他の人にこんな思いはさせない」という想いが根底にあるようです。
使命とは、わくわくしたこと、自分がやりたい楽しいこと、と勘違いしている人が多いのですが、私がこれまで鑑定を行ってきた経験からは、人の使命とは大抵、このように苦悩や困難から見出される方がほとんどなのです。
「Emotional Loss」が現れました。このカードからは「失ったものにフォーカスすることを止め、そこからの学びに気づいてほしい」と伝えてきています。
不慮の事故で家族を同時に二人も失ってしまったことは一見、大きな不幸だと誰もが思われるのかもしれません。
ご家族の死には、使命を遂行するための意図が隠されていたのだと、松永拓也さんホロスコープにも表れているようです。
オラクルカードが伝えていたことは、間違っていなかったと感じます。
この問題が引き起こされた理由
ここで、この一連の問題が引き起こされた理由について考察を行いたいと思います。
飯塚幸三氏は、この問題を車の欠陥だと、最後まで責任転嫁をしていたこと、それがこの問題の本質でした。
恐らく、これまでの人生も、自分のミスを他者の問題としてすり替えてきた過去があったのかもしれません。
何か問題が起こった時、それを自分事として捉えられる人はそう多くはありません。
大抵は、「相手が悪い」「相手に〇〇されたから自分はこうなった」と、問題の原因となった相手を責めたくなるのです。
飯塚幸三氏は、自分が乗っていたプリウスに欠陥があると言い張り、自身の足の持病(パーキンソン病)が原因だと認めることをしませんでした。
このような他者批判をするような人物を引き寄せてしまうのは、実は松永拓也さん自身にも同様の傾向があり、それに気づかせるためでもあるようです。
命を奪った相手を責め続けてしまうのは、自分は被害者だという認識があるためです。
被害者意識を持つ限り、いつまでも人前で不幸な表情をしていなくてはならず、新しい幸せをつかんではいけない、そんな罪悪感にも苛まれてしまうのです。
人生の被害者でい続ける限り、この先、自分の意志で幸せになることは難しいのです。
不慮の事故からもたらされたギフトとは
画像出典:Livedoor News
それは、約1億4000万円の賠償だけではありません。
松永拓也さんは、この事故がきっかけで犯罪被害者支援を継続的に行ってこられました。
ご自身の辛い経験から、このような素晴らしい使命を見出されたことは前述した通りです。
交通事故で死者を生み出さないため、講演会や交通事故でご家族を失った方の支援なども行ってこられました。
松永拓也さんの支援のお陰で、救われた方も数多くいらっしゃるのではと感じます。
松永拓也さんのヴィムショッタリー・ダシャーは、現在、ラーフ・金星期です。
この金星は、前述した7室に関わる惑星であり、松永真菜さんの表示体でもあります。
そしてこのラーフとは、松永莉子ちゃんの表示体でもあります。
苦しみの中で、同じ交通事故で遺族がいる方を支援してこられた松永拓也さんへの報酬とは、
「2人の死を無駄にしない。他の人にこんな思いはさせない」という想いから得られたものです。
今回得られた賠償金は、飯塚幸三氏に強い怒りを向けていたステージから、人を支援するステージを自ら選択し、執着を手放したことからもたらされたのです。
それは、この時期、松永真菜さんや松永莉子ちゃんからもたらされたギフトでもあります。
最後に
2019年4月から、いつの間にか4年もの年月が経過していました。
東池袋暴走事故については、このブログを最後にしたいと思います。
最後に、松永拓也さんやご家族から、この問題を通じて大きな気づきや学び、様々な洞察を得られたことに感謝します。