出典:Livedoor News
今回は今年7月24日に正式に離婚を発表した、篠原涼子さんと市村正親さんについて、篠原涼子さんのホロスコープを中心にお二人の離婚についてを鑑定してみたいと思います。
※市村さんの出生時刻は不明ですが、結婚や離婚のタイミング、胃癌や膝の手術などの経験から目星をつけて調整しています。(見立てが違う場合もあるかもしれません。)
篠原さんの芸能生活・これまでの流れ
篠原さんは1989年に芸能界にデビュー。この頃はラーフ・木星期でした。
ラーフ期においては、91年からはごっつええ感じなどのバラエティ番組の出演、94年には小室哲哉氏のプロデュースした曲がヒットするなどして順調に仕事の幅を広げてきた印象があります。
その後はドラマや舞台の仕事を中心に、女優としての活躍が目覚ましいようですね。
2001年、舞台「ハムレット」でオフィーリアの役を演じたときのお相手が、市村正親さんだったようです。この頃、ラーフ・金星期でした。
2005年12月に市村さんと結婚、丁度木星期に入ったばかりの頃のようです。
2008年5月には長男のご出産(木星・土星期)、次男は2012年2月に出産(木星・ケートゥ期)されていますね。
2012年に復帰後は、舞台やドラマで主役級の仕事をこなすなどして、女優として大きく飛躍・成長されたイメージがあります。
そして2021年7月24日に離婚を発表。2020年11月から土星期に入ったばかりですが、去年は別居の報道もあり、木星期全般が篠原さんにとって婚期だったことが分かります。
この結婚が意味するもの
篠原さんは世間一般的な結婚観というものは、恐らく持ち合わせていないはずです。
結婚すれば女性は仕事を辞め、家庭に入り、夫や子供のために尽くす・・・というような、伝統的な結婚の形には囚われない女性なのでしょう。
木星期全般は結婚の時期であると同時に、お子さんを産み育てる時期、そしてご自身の女優としてのキャリアをも養う時期となりました。
ホロスコープ全体を見る限りですが、この結婚は配偶者とのパートナーシップがテーマ、という感じがありません。
この時期は互いに助け合うというよりは、市村さんから与えてもらっていた側面の方が大きいのかもしれませんね。
「与えてもらっていた」というよりは「育ててもらっていた」といった方が適切かもしれません。
篠原さんがこの結婚で市村さんに求めていたもの、それは「父親のように自分を保護し、育ててくれる存在」であるためだと考えられるからです。
市村さんの存在の大きさ
市村さんの指導により舞台女優の仕事や主役級のドラマで頭角を表してきた篠原さんに取って、市村さんは父親のようであり、芸能界の先輩、指導者、コーチのような存在だったはずです。
市村さんとは結婚し夫婦という形を取っていたものの、実際は夫婦というよりは師弟関係のような間柄だったのではないでしょうか。
お二人の相性はとても良く、「同じ芸能界で仕事をするために必要な関係」だったのでしょう。
篠原さんは市村さんの存在があり、主役級の女優として大成されたのだと考えられます。
二人の結婚観の違い
市村さんは篠原さんの芸能活動においては応援する姿勢を見せてはいたものの、子育てにおいて優先順位が一番ではないことに不満を示していたと言われています。
市村さんは家庭や結婚生活への思い入れがとても強く、篠原さんに対し母親としての期待も大きかったはずです。
「結婚とはこうあるべき」「母親とは・・・」という「あるべき姿」を重んじる傾向も強かったことでしょう。
対して篠原さんは、ご自身のキャリアに対する思い入れの方が強く、大衆の前でご自分を表現することに使命を感じている可能性があるはずです。
そして、お子さんへ気持ちを寄り添わせることが難しい、と感じていた可能性もあるでしょう。
お子さんを愛せない、とまでは言いませんが、子供と親密に接することが困難だと感じていた可能性がホロスコープから読み取れます。
それはお子さんに対してのみならず、市村さんに対しても同様に感じていた可能性があるでしょう。
出産復帰後、数多くの仕事を次々に引き受けたと言われているのは、この家族に対して寄り添うことが難しい部分が影響しているのかもしれません。
ですが数多くの仕事を抱える篠原さんに取って、市村さんから芸能活動について咎められるとは考えていなかったのでしょう。
常にアドバイスや悩みなども受け入れ、自分の活躍を応援してくれる存在だと考えていたはずです。
市村さんは父親や先生のような指導者的な存在、という認識の篠原さんと、母親や妻としての役目を期待していた市村さんとの間に、大きな隔たりがあるように感じます。
親離れ・子離れのタイミング
篠原さんの実の父親も恐らくそうかもしれませんが、「あるべき姿」を尊重する傾向が強く、篠原さんにそう教えてきたはずです。
本来の篠原さんはとても自由な考え方であり、世間一般的な常識には従わない方だと読み取れますが、篠原さんは母親を2歳に亡くしており、父親の言うことには恐らく素直に従ってきたのではないでしょうか。
父親や市村さんによる「〜であるべき」という教えは、世間一般的な常識に囚われない篠原さんに取って、必要不可欠なものでしたが、
「女優としてよりも、まずは子供の母親であるべき」という考えの市村さんに寄り添えない理由があるとすれば、それは過去、市村さんが篠原さんの心情に寄り添っていなかったことが考えられます。
篠原さんが自ら家を飛びだす程、市村さんの考えとはソリが合わなかったのではないでしょうか。
もし女優としての活動を全面的に肯定してもらえていれば、また違った展開になっていた可能性もあるかもしれませんが・・・ホロスコープからはこのタイミングでの別れを決めてきたような印象もあります。
今はタイミング的には(男女の離婚というよりは)親離れのタイミング、そしてお子さんについても同様、この時期はお子さんからも遠ざかることはホロスコープ通りという印象です。
篠原さんはホロスコープで見る限り、お子さんとのご縁が弱いのですが、市村さんの子供運はとても強く、幼いながらもしっかりと市村さんを支えていかれる立場になられると考えられます。
篠原さんがお子さんの親権を手放されたとしても、それも宿命通り。定められたことであり、責められることではないと考えています。